静岡の地酒「静岡県酒造組合」 富士山、天城山地、南アルプスの名水で醸す静岡の地酒を蔵元情報と共にご紹介。日本酒の良さ、日本酒文化を多くの方に伝えたい。
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イベントレポート

しずおか酒造りの風景


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インターナショナル・サケ・チャレンジ
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第11回 静岡県地酒まつりin東京

第22回 静岡県地酒まつりin静岡

日本酒で乾杯推進会議
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歴史と文化が香る古刹にて、
「春!臥龍梅と末廣鮨で舌鼓みの会」が華やかに開催

 過ぐる3月17日、清水区興津の清見寺において、「春!臥龍梅と末廣鮨で舌鼓みの会」が催されました。

 清見寺(清見興国禅寺)は、多くの文人墨客が訪れた東海道の名刹。その始まりは、平安時代にまで遡る古刹としても有名です。境内には江戸時代の建築物が数多く遺り、人質時代の竹千代(徳川家康公)が手習いをした部屋も保存されています。また大方丈の前庭には、家康公お手植えの「臥龍梅」が今も盛んな姿を見せています。

 「春!臥龍梅と末廣鮨で舌鼓みの会」は、この由緒ある清見寺大方丈を会場に、三和酒造の銘酒「臥龍梅」の愛山純米大吟醸、誉富士純米吟醸などを酌みながら、県外にもその名を知られた名店、「末廣鮨」のお寿司を楽しむという趣向。清見寺は戒律の厳しい禅寺ですが、二十四世住持である一条師の粋なはからいにより、特別に実現したものです。

 会の発起人は、鈴与株式会社の鈴木社長を筆頭に、はごろもフーズ株式会社の後藤会長、株式会社小糸製作所の大嶽会長、静岡銀行の中西頭取、清水銀行の山田頭取という、静岡県財界を代表する錚々たる顔ぶれ。当日は静岡の財界人60余名が正に一堂に集い、歓談・交流を尽くすという盛会となりました。

 徳川幕府の時代、朝鮮からの使節団・朝鮮通信使をもてなしたという由緒正しい会場に、地元清水の飛び切り上等な酒肴。参加者たちは、心ゆくまで宴を楽しまれた様子でした。

 また、当夜は「清水の文化」として地元が応援する芸者衆も、日頃鍛えた唄や踊りといった芸を披露。華やかな中にも、重厚な時の流れ、荘厳な歴史・文化が香るすばらしい宴となりました。