静岡の地酒「静岡県酒造組合」 富士山、天城山地、南アルプスの名水で醸す静岡の地酒を蔵元情報と共にご紹介。日本酒の良さ、日本酒文化を多くの方に伝えたい。
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静岡県の酒蔵会社と蔵元の紹介

しずおか酒造りの風景


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インターナショナル・サケ・チャレンジ
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日本酒で乾杯推進会議
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▲千寿酒造の杜氏を務める鈴木部長。

千寿酒造株式会社(1)

住所/磐田市中泉2914-6
銘柄酒/「千寿白拍子」「舞車」
≫所在地

 磐田市はJリーグのクラブチーム「ジュビロ磐田」と、ラグビーの五郎丸歩選手が2016年3月まで所属した「ヤマハ発動機ジュビロ」のホームタウンとして知られている。ここ磐田市唯一の酒蔵である千寿酒造は、創業明治35年の老舗酒蔵。2014年からは小林貫商事グループ傘下として、新たな体制でスタートを切ったが、酒造りは千寿酒造伝統の越後流の造りを継承、鈴木繁希杜氏が変わらず腕を振るっている。

天竜川水系、太田川水系、二つの良質な水系に恵まれた土地。

──こちらにうかがう途中に気づいたのですが、有名香料メーカーの大きな工場がすぐそばにありました。

 磐田市外の方には、あまり馴染みはないかもしれませんが、アジア最大の香料メーカーだそうです。フランスの有名ブランドの香水も、ここ磐田の水を原料とした香料で作られていると聞きました。

──良質な水が豊富にあればこそという事だと思いますが、こちら、千寿酒造も同じ水系の水を使われて?

 そうです。磐田市は天竜川水系、太田川水系という二つの水系に恵まれているのですが、当社では天竜川水系の伏流水を酒造りに利用しています。当社の場所は天竜川東岸に広がる磐田原台地の南縁の傾斜地で、台地の地下を潜り抜けた伏流水を深さ50メートルの井戸から汲み上げています。


▲麹室での製麹作業の様子。大型の自動製麹機も設備されている。

──そういえば、住所の「中泉」という地名も水に関係しています。

 そうですね、いかにも水の豊かな土地というイメージです。ここ磐田市は大昔、遠州の中心地で、国府がおかれていました。人が大勢暮らすにも、田畑を潤すにも水は欠かせません。昔から水が豊かな土地だったのは間違いないでしょう。

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