静岡の地酒「静岡県酒造組合」 富士山、天城山地、南アルプスの名水で醸す静岡の地酒を蔵元情報と共にご紹介。日本酒の良さ、日本酒文化を多くの方に伝えたい。
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静岡県の酒蔵会社と蔵元の紹介

しずおか酒造りの風景


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インターナショナル・サケ・チャレンジ
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第22回 静岡県地酒まつりin静岡
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日本酒で乾杯推進会議
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▲新しい事務所の前で浜松酒造の皆さん。

浜松酒造株式会社(1)

住所/浜松市中区天神町3-57
銘柄酒/「出世城」
≫所在地

 三河から遠州へと進出した徳川家康は、それまで浜松荘の中心的な城であった曳馬城を廃し、新たに浜松城を築城する。以来、浜松城下は江戸期を通して、東海道の要衝として発展し現在に至る。この浜松城にほど近い地に浜松酒造はある。その銘柄は、もちろん浜松城の別名「出世城」。

 平成27年秋から、平喜グループが浜松酒造の運営を担う事となりました。新しい体制での最初の酒造りについて、県内唯一の女性杜氏である増井さんにお話を聞きました。

新しい浜松酒造らしい酒造りを目指して。


▲向かって右が平成蔵、左奥が昭和蔵。この2棟の建物で酒造りが行われている。平成蔵の3階に麹室がある。

──H27BYの造りは、平喜グループという新しい体制での酒造りとなりましたが、これまでと変化した部分はありますか?

 いえ、ああしなさい、こうしなさいと言った指示はなく、逆にこれまでの造り方を原部長(平喜酒造株式会社 取締役製造部長 原潔巳氏)や久谷さん(静岡平喜酒造株式会社 杜氏 久谷裕良氏)に説明させていただいて、いろいろアドバイスをいただくことが出来ました。

──そうですか!色々相談できると心強いのではないですか?

 そうなんです。これまでは一人で考えなければならなかったので、いろいろ相談できるのは本当にありがたいです。私が習ったのは南部流の酒造りなので、用語など細かな点で平喜酒造の越後流との違いは多少ありますが、そこはほとんど気にならないです。


▲初子の誕生をお祝いする浜松まつりに欠かせない祝酒。初子さんのお名前や町別凧絵柄入りの『浜松まつりこも樽』や『オリジナルラベル祝酒』が事務所店頭を賑やかに飾る。

──増井杜氏は南部流の故・浅沼清輝氏に師事して酒造りを習得され、平成21年から杜氏を務められています。これまでどのように酒造りに取り組まれて来ましたか?

 そうですね。これまで、私は浅沼さんから教わった通りの方法、やり方で、お酒造りに取り組んできました。もちろん、技巧的な面では経験と共に上達していっていると思います。ただ、杜氏としてやらなければならない事、お掃除ですとか、器具を清潔に保つとか、蔵人の安全を考えるとか。細かな事ですが、杜氏が守らなければならない事を、キチンとやろうと心がけて来ました。また、面倒だと思っても手を抜かないとか。

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